作品情報
Product Details
直木賞受賞作を堤幸彦が完全映画化。あなたは思い出す。誰に愛され、誰を愛していたか。
- 天童荒太原作、80万部突破の直木賞受賞作、完全映画化!「生」と「死」について深く向き合っていく人々を描いた感動作が遂に映像化。『これは人々の宝物となる映画です。』-天童荒太
- 原作に感銘を受けた堤幸彦が舞台化を経て映画化までを手がけた渾身作!これまでの仕事のやりかたを封印し、初期化して臨んだという思い入れの一作。
- 高良健吾、石田ゆり子、井浦新、大竹しのぶほか実力派俳優が全身全霊を注ぎ、類を見ない重厚さ、かつ見る者の心を揺さぶる作品が誕生。
作品内容
ベストセラー作家・天童荒太の直木賞受賞作『悼む人』を堤 幸彦が映画化。
亡くなった人が生前「誰に愛され、愛したか、どんなことをして人に感謝されていたか」。
そのことを覚えておくという行為を、巡礼のように続ける主人公“悼む人”こと坂築静人と、彼とのふれ合いをきっかけに「生」と「死」について深く向き合っていく人々の姿を描いた小説に堤は心打たれ、映画化の前に舞台化を行うほど、この作品に思い入れを見せる。
あらすじ
坂築静人(高良健吾)は、不慮の死を遂げた人々を<悼む>ため、日本全国を旅している。<悼む>とは、亡くなった人の「愛」にまつわる記憶を心に刻みつけることだ。
死者が生前「誰に愛され、愛したか、どんなことをして人に感謝されていたか、その生きている姿を覚えておく」ための静人なりの儀式は、傍からは奇異に映った。
偽悪的なゴシップ記事を書き“エグノ”と揶揄される蒔野抗太郎(椎名桔平)は、とある現場で出会った静人に目をつけ、取材をはじめる。
同じく静人と出会った奈義倖世(石田ゆり子)は、夫・甲水朔也(井浦新)をその手で殺した過去をもっていた。夫の亡霊に苦しむ倖世は、救いを求めて、静人の旅に同行する。
横浜にある静人の実家では、母・巡子(大竹しのぶ)が末期癌と闘っていた。折しも、妹・美汐(貫地谷しほり)は妊娠しているにもかかわらず、恋人に別れを切り出されてしまう。ふたりを支えるのは、父・鷹彦(平田満)と従兄弟の福埜怜司(山本裕典)。彼らは、旅に出たまま帰ってこない静人のことも心配していた。
旅をするうち、静人と倖世はお互いに心惹かれはじめるが、静人も倖世も、それぞれが過去に背負った罪の意識から、素直に人を愛することができない。
静人、そして彼を巡る人々は、罪から解放され、生きる意味と、真実の愛をみつけることができるのだろうか。
キャスト&スタッフ
<キャスト>
高良健吾 石田ゆり子・井浦新 貫地谷しほり・椎名桔平/大竹しのぶ
<スタッフ>
原作:天童荒太「悼む人」(文春文庫刊)
監督:堤幸彦
脚本:大森寿美男
音楽:中島ノブユキ
主題歌:熊谷育美「旅路」(テイチクエンタテインメント)
特典情報
<特典映像>
・メイキング
・完成披露試写会
・気仙沼特別試写会
・初日舞台挨拶
・オフィシャルインタビュー(天童荒太・堤幸彦・高良健吾・石田ゆり子)
・劇場予告&TVスポット
<封入特典>
初回生産限定
スリーブ&ブックレット
商品仕様
【仕様】2015年/日本/カラー/本編138分+特典映像76分予定/DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド/1080p High Definition シネマスコープ/本編:2層、特典:片面1層
※特典DISCはDVDになります。
(C)2015「悼む人」製作委員会/天童荒太