夫婦間や親子間の関係を軸に科学実験が生んだおぞましい恐怖を描いた、鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督によるホラー。『シーバース』(1975)『ラビッド』(1977)で描き、この後も『スキャナーズ』(1981)『ザ・フライ』(1986)へと続く人体の変貌、異形の物といったクローネンバーグの“恐怖の原点”とも言える一作。クローネンバーグは本作製作中、最初の妻との間で娘の親権を巡り争っており、作品内にもその影響が色濃く出ている。2019年に35mmオリジナルネガから2Kスキャン・ネガキズ修正・音声ノイズ修正・再カラコレ等の調整を行った最新レストアマスターを使用。日本初登場となる新規特典映像を加え、待望の再Blu-ray化！

日本初公開：187年6月6日（ケイブルホーグ配給）

幼少期に受けた虐待が原因で神経症を患うノーラ（サマンサ・エッガー）は、精神科医ラグラン博士（オリヴァー・リード）の“サイコ・プラズミック”療法を受ける為、郊外の診療施設に入院していた。しかしノーラの夫フランク（アート・ヒンドル）は妻を隔離し面会させないラグランに不信感を抱く。そんな時にフランクの周囲で連続して惨殺事件が発生する――。

<キャスト>
オリヴァー・リード [ハル・ラグラン博士]
サマンサ・エッガー [ノーラ・カーベス]
アート・ヒンドル　[フランク・カーベス]
シンディ・ハインズ [キャンディ・カーベス]
スーザン・ホーガン [ルース・メイヤー先生]
ヘンリー・ベックマン [バートン・ケリー]
ナーラ・フィッツジェラルド [ジュリアナ・ケリー]
ロバート・シルヴァーマン [ジャン・ハートグ]
ゲイリー・マッキーハン [マイク・トレラン]

<スタッフ>
監督・脚本：デヴィッド・クローネンバーグ
製作総指揮：ピエール・デヴィッド、ヴィクター・ソルニッキ
製作：クロード・エロー
撮影：マーク・アーウィン
編集：アラン・コリンズ
音楽：ブライアン・デイ

＜特典映像＞
★全て日本初収録となる特典映像集を収録！
・David Cronenberg - The Early Years -：監督・脚本デヴィッド・クローネンバーグ 初期作品に関してのインタビュー
・Producing Brood：製作：ピエール・デヴィッド インタビュー
・Look Rage：撮影監督マーク・アーウィン インタビュー
・Meet The Carveths：アート・ヒンドル　[フランク・カーベス役]＆シンディ・ハインズ [キャンディ・カーベス役] 対談映像（司会：クリス・アレクサンダー [Fangoria誌編集長]）
・Character For Cronenberg：ロバート・シルヴァーマン [ジャン・ハートグ役]インタビュー
・オリジナル予告編

<初回生産限定>
●初回生産限定　VHS風アウターケース付
●初回生産限定　解説リーフレット封入
解説執筆＝氏家 譲寿（ナマニク）

【Bluray1枚組仕様】THE BROOD／1979年／カナダ／本編91分＋特典映像計71分／２層／COLOR／MPEG4　AVC
16:9[1080p Hi-Def]　 1.85：1　アメリカンビスタサイズ（本編のみ）／リージョンＡ
音声１）英語本編音声　DTS-HD Master Audio 5.1
字幕１）日本語字幕（本編音声用）

（C)　1979 The Brood Films Inc. All rights reserved