★約40年の時を経て日本初劇場公開となったクストリッツァ監督の幻のデビュー作『ドリー・ベルを覚えているかい？』が、最新のHDマスターで、ファン待望の国内初ソフト化（Blu-ray化）！！

★解説ブックレット・ポストカードを封入！

★2023/10/27～YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次リバイバル上映

★同監督の世界の度肝を抜いた衝撃の代表作『アンダーグラウンド』Blu-rayとの2作品セットも同時発売！
　※『アンダーグラウンド』の単品Blu-ray、両作の単品DVDも同時発売。

クストリッツァの長編デビュー作にして1981年ヴェネツィア国際映画祭で新人監督賞、国際映画批評家連盟賞を受賞した傑作がついに日本初公開～初ソフト化。
楽しみといったら地元の集会所で同世代の仲間と集まるくらい。そんな冴えない生活を贈るディーノが恋を知り、人生を学び、大切な人との別れを通して、やがて踏み出す大人への第一歩。魅力的なキャラクターと音楽、ちょっぴりのペーソスと限りないユーモアにあふれた、まさにクストリッツァらしい人間賛歌が繰り広げられる。決して希望を失わないディーノを演じるのは、『アンダーグラウンド』で動物園の飼育係、『ライフ・イズ・ミラクル』では息子を捕虜にとられた父親と、クストリッツァ作品に欠かせない役者となるスラヴコ・シュティマッツ。少年から大人へと変わる一瞬にして永遠の時間を、瑞々しい完成と猥雑なまでのエネルギーで描き切った傑作青春ストーリー。

旧ユーゴスラヴィアのサラエヴォで家族と暮らす少年ディーノ。生活は苦しいのに共産主義を信奉する父親は、酔っぱらって帰ってきては子供たちを集めて政治談議。その様子を日々のやりくりに疲れた母親はいつもあきれ顔。でもディーノはそんなものには一切興味がなく、夜な夜な離れの小屋にある自室にこもって、うさぎのペロを相手に催眠術の猛特訓。さらには地域の若者を集めてバンドを組むことになり、演奏の練習も始まった。
ある日のこと。外国映画に登場するストリッパー、“ドリー・ベル”に心奪われたディーノは、町のごろつきシントルから見知らぬ女を匿ってほしいと頼まれる。なんと彼女の名は“ドリー・ベル”！　一つ屋根の下で暮らすことになったふたりは、いつしか惹かれ合うようになり……。

<キャスト>
スラヴコ・シュティマッツ
スロボダン・アリグルディチ
ミラ・バニャツ
リリャナ・ブラゴイェヴィチ

<スタッフ>
監督・脚本：エミール・クストリッツァ
脚本：アブドゥラフ・シドラン　
音楽：ゾラン・シミャノヴィッチ
撮影：ヴィルコ・フィラチ
編集：セニヤ・ティチッチ

＜特典映像＞
・特集上映予告編

＜封入特典＞
・解説リーフレット
・ポストカード

【Blu-ray仕様】
1981年／ユーゴスラヴィア／カラー／本編約109分／16：9［1080p Hi-Def］ヴィスタ／1層／MPEG-4　AVC／複製不能／セル専用／日本市場向／音声：セルビア・クロアチア語（2chステレオ・リニアPCM）／字幕：日本語字幕／日本市場向／原題：Do You Remember Dolly Bell?

（C）Filmski Centar Sarajevo