作品情報
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横山秀夫サスペンス「陰の季節」「刑事の勲章」
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横山秀夫最高傑作「64」の原点!「陰の季節」「刑事の勲章」2話完全収録!
作品ポイント
★2部作で公開する巨編映画「64-ロクヨン-」、その前日譚とも言えるスピンオフドラマが緊急リリース!!
★横山秀夫の名を世に知らしめた第5回松本清張賞受賞作『陰の季節』、「オール讀物」2002年2月号初出の書籍未収録短編「刑事の勲章」に、2000年に第53回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した名作「動機」のエピソードを加えた『刑事の勲章』の2作品を収録!
★主演は映画「64」にも出演する仲村トオル!
刑事でなく警務部警務課の調査官が事件と向き合う重厚な警察ドラマ!
★TV放送、DVDリリース、映画公開と連動したプロモーション展開!
4/18「陰の季節」、4/25「刑事の勲章」テレビ放送、4/27 2作同時DVDリリース、5/7映画「64-ロクヨン-前編」公開、6/11「64-ロクヨン-後編」公開と長期的に話題が継続。
作品内容
4月からリニューアルするTBS「月曜名作劇場」。
4月18日(月)と25日(月)に月曜名作劇場特別企画として送る、仲村トオル主演の『横山秀夫サスペンス 陰の季節』と『横山秀夫サスペンス 刑事の勲章』。
警察ドラマでありながら主人公の二渡(仲村トオル)は警務部警務課の調査官(警察職員の人事・福利厚生・教育などを担当し、警察職員が被疑者となった事件の調査を行う。また、広報、情報管理なども担当する事務方)。刑事ではない男が事件と向き合う重厚で骨太な作品を仲村トオルを主演に迎えて2週連続でお送りする。
あらすじ
【陰の季節】
平成13年3月1日。赤間警視正(滝藤賢一)が新たな警務部長として県警に着任した。警務部長は県警のナンバー2で警察庁のキャリアが就任する。データ魔の赤間は警務課職員たちに早速あれこれとケチをつける。警務部警務課の調査官・二渡(仲村トオル)は赤間が異動するまでの辛抱だと同僚をフォローする。
そんな県警に厄介な事件が勃発した。元刑事部長で建設業界の団体に天下りした尾坂部(伊武雅刀)が任期を過ぎても辞めないと言い出したのだ。OBたちのポスト調整も警務部の重要な仕事。歯車がひとつ狂えば行き場を失う者も出てくる。警察組織の掟は守ってもらわねばならない。二渡は尾坂部を説得すべく調査を始める。まず声をかけたのは連続殺人事件の捜査をしている刑事課長の前島(千葉哲也)。しかし前島は尾坂部が現職を続けることを既に知っていた。直接話をすべく尾坂部邸を訪れるが、尾坂部は関係ないと言い残して立ち去ってしまう。その後も何とかして退任させようと調査を続けるうちに、二渡は尾坂部が未解決事件を追っているのではないかと感じ始める。
一方、県警では別の問題も起こっていた。ひったくり犯の似顔絵を描き事件を早期解決に導いた鑑識課の警官平野巡査(山下リオ)が無断欠勤しているという。さらにはその翌日、平野がいなくなったという連絡が入った。女性警察官担当の七尾(和久井映見)は鑑識課長の森島(西沢仁太)に話を聞くが、同行した二渡は森島の言動に違和感を覚える。
【刑事の勲章】
平成13年3月。県警に人事の季節がやってきた。県警警務部警務課の調査官・二渡(仲村トオル)は 部下・上原(長谷川朝晴)を昇任人事で高田署刑事官として送り出した。刑事官は刑事部門の統括者だが、上原は管理部門で生きてきた男で現場経験はない。そんな自分に刑事たちを束ねられるのか。上原はかつての先輩・大和田(北見敏之)に二渡人事の愚痴をこぼす。
翌日、刑事官拝命の初日に迂闊にも遅刻してしまう上原。しかも、高田署の刑事課では殺人事件の捜査会議が行われていた。皆から管理畑出身だと知られている上原は、刑事課長の野本(山中聡)からOB会の世話をしてほしいと事実上の厄介払いをされてしまう。その頃、二渡は自ら提案した「警察手帳の一括保管」を試験運用をしている高田署を訪れていた。刑事を中心として“刑事の魂”を事務方に取り上げられたくないという抵抗が多く署全体では運用されていないが、集められた手帳は警務課主任の大和田と部下の神谷(細田善彦)が指差し確認の上保管庫で管理されていた。
その夜、OB会主催の上原着任歓迎会が催された。上原のことを心配する二渡が会場を訪れると、歓迎会とは名ばかりでここでも上原は邪険に扱われていた。さらに“動の湯上沢”(石橋蓮司)と呼ばれた元エース刑事にバカにされてしまう。しかしその直後、湯上沢と同期の“静の葉山”(寺田農)が上原に何かをつぶやく。湯上沢と葉山は現役時代からライバルで、退官した今でもライバル意識を燃やしていた。
数日後、高田署から保管していた警察手帳30冊が盗まれる。県警警務部長の赤間(滝藤賢一)は3日間で解決するよう監察課次席の新堂(矢島健一)に内部調査を命じる。二渡は新堂と共に高田署での取り調べに挑むが、どう考えても実際に手を下せるのは大和田しかいない。しかし実直で退官まで1年あまりの大和田には動機がない。逆に刑事たちの反発は予想以上に強く全員に動機があるが、手段はない。大和田に動機があるとすれば・・・。二渡は七尾(和久井映見)との何気ない会話から解決の糸口を見出す。
キャスト&スタッフ
<キャスト>
【陰の季節】
仲村トオル 和久井映見 長谷川朝晴 山下リオ 千葉哲也 西沢仁太 浅見小四郎 根岸季衣 滝藤賢一 伊武雅刀
<SPECIAL THANKS 三浦友和 奥田瑛二>
【刑事の勲章】
仲村トオル 和久井映見 長谷川朝晴 北見敏之 矢島健一 細田善彦 山中聡 石橋蓮司 寺田農 滝藤賢一
<SPECIAL THANKS 三浦友和 奥田瑛二 佐藤浩市>
<スタッフ>
原作:横山秀夫
「陰の季節」「黒い線」(文春文庫刊『陰の季節』所収)/「刑事の勲章」(オール讀物2002年2月号所収)「動機」(文春文庫刊『動機』所収)
主題歌:小田和正『風は止んだ』(アリオラジャパン)
脚本:窪田信介
企画:越智貞夫 プロデューサー:伊藤正昭 アソシエイトプロデューサー:木村理 監督:榎戸耕史 製作:コブラピクチャーズ TBS
商品仕様
【仕様】2016年/日本/カラー/本編:/16:9LB/ドルビーデジタル2.0chステレオ/日本語字幕(本編)
(C)TBS