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ぬくもりを知るとき、隣に誰かがいることの尊さを知る。
作品ポイント
★第72回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞!8作品連続カンヌコンペ出品!世界の名匠、ダルデンヌ兄弟が成し遂げた偉業。
2019年カンヌ国際映画祭。ワールドプレミアの上映後には客席で拍手を贈るティルダ・スウィントンの姿があった。ウォルター・サレス監督やアモス・ギタイ監督ら世界各国の名匠も称賛を贈り、ガーディアン紙、ヴァラエティ紙、NYタイムズ紙と主要各メディアも絶賛。
ダルデンヌ兄弟監督作品のカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品は8作品連続の快挙。そして、監督賞の受賞により、カンヌ国際映画祭で審査員賞を除くすべての主要賞受賞という史上初の偉業をダルデンヌ兄弟は成し遂げた。
★胸を強く締め付ける、厳しさと優しさに満ちたラストシーン。ダルデンヌ兄弟にしか描けない、普遍的でいて、これまでにない少年の成長物語が誕生!
13歳の少年が突然囚われてしまった過激な正義。まだ世界を知らないまま、善と悪、純粋と不純を分けてしまう。それは宗教的 な思想に限らず、「あるひとつの答えだけが正解」と思い込み、他者を受け入れなくなる思春期・反抗期の経験に重なる。
どうしたら、他者を受け入れることができるのか……。 巨匠ダルデンヌ兄弟は、いくつもの出来事を積み重ね、少年の感情が変化していく様を丁寧にすくいとる。
★2020年6月12日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国劇場公開作品
作品内容
第72回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞!
8作品連続カンヌコンペ出品!
世界の名匠、ダルデンヌ兄弟が成し遂げた偉業。
ベルギーに暮らす13歳の少年アメッドはどこにでもいるゲーム好きの普通の少年だったが、尊敬するイスラム指導者に感化され、過激な思想にのめり込む。ある日、学校の先生をイスラムの敵と考え始め、抹殺しようとする。狂信的な考えに取り憑かれてしまった少年の気持ちを変える事はできるのだろうか……?
あらすじ
13歳の少年・アメッド。
ベルギーに暮らし、つい最近までどこにでもいるゲーム好きな少年だったが、今はイスラム教の聖典であるコーランに夢中。
小さな食品店の二階のモスク(イスラム礼拝所)で導師が行う礼拝に兄と熱心に通っている。
放課後クラスのイネス先生との“さよならの握手”を「大人のムスリムは女性に触らない」と拒否した夜、それを聞きつけた母親に叱られる。
「イネス先生は識字障害克服の恩人よ。毎晩読み書きと計算を教えに来てくれた」
そんな母の言葉にまったく耳を貸さないアメッド。
父が家を出て以来、母は毎晩酒を嗜むようになっていた。
「聖なる言葉を歌で学ぶなど冒涜的だ。あの教師は背教者だ。背教者を見つけたらどうする?」
導師に問われ、アメッドは答える。
「見つけ次第、排除するべき」
うなずく導師。
「その教師は“聖戦の標的”だな」。
「アラーよ。僕の行動を受け入れてください」
アメッドは靴下にナイフを忍ばせて歩く練習をし始める…。
信じれば信じるほど、純粋であろうとすればするほど、頑なになっていくアメッドの心。
少年の気持ちが変わる日は来るのだろうか――。
キャスト&スタッフ
<キャスト>
イディル・ベン・アディ(アメッド)
オリヴィエ・ボノー(教育官)
ミリエム・アケディウ(イネス先生)『少年と自転車』、『サンドラの週末』 、『午後8時の訪問者』
ヴィクトリア・ブルック(ルイーズ)
クレール・ボドソン(ママ)
オスマン・ムーメン(導師)
<スタッフ>
脚本・監督・製作:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
助監督:カロリーヌ・タンブール
撮影監督:ブノワ・デルヴォー
編集:マリー=エレーヌ・ドゾ
音響:ジャン=ピエール・デュレ
美術:イゴール・ガブリエル
衣装:マイラ・ラムダン=レヴィ
製作:ドニ ・フロイド
製作総指揮:デルフィーヌ・トムソン
共同製作:タンギ・デカイザー、アルレット・シルベルベルグ
商品仕様
【DVD仕様】
2019年/ベルギー=フランス/本編84分/16:9LB(アメリカンビスタ)/片面1層/音声:【本編】オリジナルフランス語 ドルビーデジタル5.1ch/字幕:【本編】日本語字幕/1枚組/映倫区分:G/翻訳:横井和子
※仕様は変更となる場合がございます。
(C)Les Films Du Fleuve – Archipel 35 – France 2 Cinéma – Proximus – RTBF