作品情報
Product Details
- 映画
- 海外
キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩
- セル
第2次大戦下、領土を奪われ翻弄されるウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の
3家族が大地と子どもたちを守り抜こうとする運命の物語
作品ポイント
★第2次大戦のウクライナ、ポーランドを舞台にした日常を生きる家族を通して戦争を描く、今を生きる全世代必見の映画!
1939年1月、ウクライナのイヴァーノ=フランキーウシク(当時はポーランド領スタニスワヴフ)から物語は始まる。同じ屋根の下で暮らすウクライナ、ポーランド、ユダヤの3家族が第2次大戦に巻き込まれ翻弄されても「キャロル・オブ・ザ・ベル」の歌に支えられ、ひたむきに生き続ける姿は荘厳である。ウクライナ人の母は、ポーランド、ユダヤ人の娘たちに加え「この子に罪はない」と言ってナチス・ドイツの子どもさえも預り、自分の子どもたちと同じよう懸命に戦火から守り抜く。
★ウクライナ、キーウ在住の女性監督・オレシャ・モルグネツ=イサイェンコ監督作品!
2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まった。ウクライナは抵抗を続け、この戦争は現在も世界中に多大な影響を与え続けている。この侵攻が始まることを予感していたかのように2021年、ドキュメンタリーを主戦場とするオレシャ・モルグネツ=イサイェンコ監督は本作を作り上げた。
★子どもたちが歌う美しい「キャロル・オブ・ザ・ベル」が未来への希望を訴えかける
クリスマスキャロルとして有名な「キャロル・オブ・ザ・ベル」は、ウクライナで古くから歌い継がれている民謡「シェドリック」に1916年“ウクライナのバッハ”との異名を持つ作曲家マイコラ・レオントーヴィッチュが編曲し、英語の歌詞をつけたものである。映画『ホーム・アローン』(90)内で歌われ、世界中に知られるようになった。この歌は「ウクライナ語、ウクライナ文化が存在している」という明確な証として今も歌い継がれている。
あらすじ
なにがあっても、生きる。
1939年1月、ポーランドのスタニスワヴフ(現ウクライナ、イヴァーノ=フランキーウシク)にあるユダヤ人が住む母屋に店子としてウクライナ人とポーランド人の家族が引越ししてくる。ウクライナ人の娘ヤロスラワは音楽家の両親の影響を受け歌が得意で、特にウクライナの民謡「シェドリック」=「キャロル・オブ・ザ・ベル」は、歌うと幸せが訪れると信じ、大事な場面でその歌を披露する。第2次大戦開戦後、ソ連による侵攻、ナチス・ドイツによる侵攻、再度ソ連によって占領される。ポーランド人とユダヤ人の両親は迫害によって離され娘たちが残される。ユダヤ人の娘ディナ、ポーランド人の娘テレサの3人の娘たちをウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィアが必至に守り通して生きていく。
キャスト&スタッフ
<キャスト>
ヤナ・コロリョーヴァ
アンドリー・モストレーンコ
ヨアンナ・オポズダ
ポリナ・グロモヴァ
フルィスティーナ・オレヒヴナ・ウシーツカ
<スタッフ>
監督:オレシャ・モルグネツ=イサイェンコ
脚本:クセニア・ザスタフスカ
プロデューサー:アーテム・コリウバイエフ、タラス・ボサック、マクシム・レスチャンカ
撮影:エフゲニー・キレイ
音楽:ホセイン・ミルザゴリ
特典映像
監督からのメッセージ(48秒)、オリジナル予告編、日本版劇場予告編2種
商品仕様
【DVD仕様】
2021年/ウクライナ・ポーランド/カラー/片面1層/本編122分/16:9LBアメリカンビスタサイズ/日本語字幕/ウクライナ語5.1ch ドルビー・サラウンド/1枚組
※仕様は変更となる場合がございます。
(C)MINISTRY OF CULTURE AND INFORMATION POLICY OF UKRAINE, 2020 – STEWOPOL SP.Z.O.O., 20