作品情報
Product Details
「死者を起こすには、強くノックすること」
そう遺して世を去った“呪われた映像作家”の扉を、いよいよ叩くときが来た。
作品ポイント
★“呪われた映像作家”の異名を取り、42歳にして拳銃自殺を遂げ、世界中で熱狂的なファンの支持を受ける、フランスの伝説の鬼才ジャン・ユスターシュ監督。
既発の国内版DVDは廃盤プレミア化しており、最新の4Kレストアマスターで映画ファン待望の国内再DVD化!!
★1973年カンヌ国際映画祭グランプリ・FIPRESCI賞/1973年ベルリン国際映画祭フォーラム・オブ・ニューシネマ 受賞
★パート1:2023/8/18~渋谷ヒューマントラストシネマほか、パート2:10/6~東京日仏学院ほか全国順次リバイバル上映。
★解説リーフレット&ポストカードを封入!
★長編~短編12作品を、計5Disc枚に収録したBOXほか、各単品Blu-ray/DVDも同時発売!
※一部、単品製品には未収録の作品がございます。
作品内容
映画史に残る傑作『ママと娼婦』で、一躍時代の寵児となったフランスの映画監督、ジャン・ユスターシュ。
しかし度重なる奇行、自己破壊的な行動が影響してか、その後1本の長編とわずかな中・短編を手がけただけで、1981年、42歳にして拳銃自殺を遂げた。
今年、4Kデジタルリマスターで甦った『ママと娼婦』がパリ、ニューヨークをはじめ各地で上映され、その痛ましいまでの美しさに世界は再び驚愕した。
そしてほとんど彼の作品を観ることができなかったわが国でも、謎に包まれた全貌がついに明らかになる。
あらすじ
72年のパリを舞台に、五月革命の記憶を引きずる無職の若者アレクサンドルと彼の年上の恋人マリー、前者がカフェで知り合った性に奔放な20代の看護師ヴェロニカの奇妙な三角関係を描く。
ユスターシュにとって最初の長編映画である本作は、四時間近い破格の上映時間を通じて、やはり作家の私的経験に基づいた物語を綴っていく。
ユスターシュは、当時破局を迎えたばかりだったルブラン(ヴェロニカ役を演じている)をはじめ、自身と複数の女性との関係に基づいて脚本を執筆した。完成作はカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを獲得。男女の性的関係が台詞も含めて赤裸々に描かれた本作はスキャンダルをも巻き起こしたが、今や映画史上の傑作の一本として不動の地位を築いている。
キャスト&スタッフ
<キャスト>
ベルナデット・ラフォン、ジャン゠ピエール・レオー、フランソワーズ・ルブラン
<スタッフ>
監督・脚本:ジャン・ユスターシュ
撮影:ピエール・ロム、ジャック・ルナール、ミシェル・セネ
特典情報
<特典映像>
●特集上映予告編
<封入特典>
●作品解説ブックレット
●ポストカード
商品仕様
【DVD仕様】
1973年/フランス/モノクロ/本編約218分+特典約2分/16:9LB スタンダード/片面2層/MPEG2/複製不能/セル専用/音声:フランス語(ドルビーデジタル・2.0chモノラル)/字幕:日本語字幕/日本市場向
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